5月21日コンフィデンスマンJPの第7話が放送されました♪
今回は家族編！
今までは大会社の社長や一人の大物を騙すケースが多かったから初めてのパターンですね！
しかも家族ということで人数は多いし他人にはわからないドロドロや背景がいっぱいありそう！
いつも舌を巻いてしまう騙し方に今回も注目ですね！
『コンフィデンスマンJP』第7話のあらすじと感想！
[予告動画]＜放送日＞
5月21日（月）21:00～21:54
＜タイトル＞『家族編』
＜出演者＞
ダー子…長澤まさみ
ボクちゃん…東出昌大
リチャード…小日向文世
与論要造…竜雷太（ＧＵＥＳＴ）
＜あらすじ＞
ダー子とボクちゃんは、リチャードの知り合いだった矢島理花（佐津川愛美）という女性の話を聞く。
１年前、バーでリチャードの財布をすろうとして失敗した理花は、天涯孤独の身で、夜の仕事を転々としているうちにスリまでするようになったらしい。
時々理花と会うようになったリチャードはまともな生き方をするよう何度も説得していた。
だが、彼女は耳を貸さず、結局しくじって刑務所に服役することになったという。
出所するまで理花の家財道具を預かることにしたリチャードは、それをダー子の部屋へと運んだ。そこでダー子が見つけたのは、理花の母親の遺品から出てきた手紙だった。送り主の与論要造（竜雷太）は、10億円の資産を子どもの誰かに譲ると手紙に記していた。
五十嵐の調査によれば、要造は鎌倉に住む資産家で現在闘病中。だがその正体は、違法すれすれの株式操作で荒稼ぎしていた経済ヤクザだった。理花は、要造が愛人に産ませた子どもだったため、母親や兄姉からひどい苛めを受けていたらしい。
そんな生活に耐えられなくなった理花は10歳のときに要造のもとを離れて実母のところに戻ったものの、愛人稼業の母親とも折り合いが悪くなり17歳で家を飛び出してしまっていた…。
引用：https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/story/index.html
『コンフィデンスマンJP』第５話まとめと感想
『世界平和のために何ができるかですって？ 家へ帰って、あなたの家族を愛しなさい』
by マザー・テレサ
初めて名言を聞いただけで誰の言葉かわかりました…！（なんだか嬉しい♪笑）
『目に見えるものが真実とは限らない。貴方の子供は本当に貴方の子供なのか。貴方の親は本当に貴方の親なのか。家族の思い出は真実なのか。コンフィデンスマンの世界へ…おやすみなさい』
ダー子ちゃん、ようこそと言う前に眠りの世界へ誘されちゃった感じです笑
愛人の子供
１年前、BARで酔った振りをし女を使ってリチャードの財布をすろうとした矢島理花。
だが逆にリチャードから財布をすられてしまう。
「君の腕ではこの世界ではやっていけない」と忠告を受けるもスリをし続けたところ、警察に捕まり刑務所に服役することになった理花。
リチャードは出所するまで理花の家財道具を預かることになる。
文句を言いながらも理花の私物を漁るダー子。
その中から一通の手紙を見つける。
それは理花の母親宛で送り主の与論要造の、10億円の資産を子供の誰かに譲る旨が書かれていた…！
（手紙って最近書かないですよね。でもやっぱり手紙ってドラマが生まれていいですよね！）
五十嵐が調査すると要造は鎌倉に住む資産家で現在闘病中でもう長くないと専らの評判だった。
意気揚々と刑務所に向かい、理花から昔の話を聞き出すダー子。
（今回のお魚ちゃん発見です☆笑）
理花は、要造が愛人に産ませた子どもだったため、母親や兄姉から酷いいじめを受けており10歳の時に要造のところを飛び出し、母の元に縋るも愛人稼業が染みついた母とも上手くいかず17歳で家出。
以来１８年間、一度も姿を見せず連絡も取っていない状態だった。
ダー子は理花に成りすまし、与論家に潜入する。
そこには要造の他にお手伝いさんの女性と兄と姉の４人が暮らしていた。
「家族で毎年やっているアレの準備をして欲しい」
と要望する要造。
部屋に帰って頭を悩ますボクちゃん。（ダー子の婚約者役で途中から潜入）
「家族で毎年やるアレってなんだろう」
「わかんないわよ。家族なんていたことないんだから」
「家族だから分かり合えるなんて御伽噺。家族なんて幻想なの。ボクちゃんも身に染みて知っているはずでしょう。世の中にはろくでもない親がいくらでもいるってさ」
拗ねたように言うダー子。
切ない台詞ですね。
こうして毎回少しづつダー子とボクちゃんの過去や生き方もわかっていくんでしょうか。
とても興味があります。
偽者VS偽者
ある日、リチャードは与論家の映像を服役中の理花に見せる。
すると…
「これ誰？この二人」
「君のお兄さんとお姉さんだ。１０歳の時以来だ。わからなくても仕方ないが」
「あの兄弟、左利きだった。二人とも」
衝撃の事実が判明！
なんと子供は全員偽者だったのだ！！
二人の素性を調べると通り名『巣鴨のキンタ・ギンコ』というペテン師コンビ。
つまり偽りの家族だったのだ…
目の色を変え、怒りの露にするダー子。
「じゃあなに？遺産目当てに子供に成りすまして要造さんを騙してたってわけ？ひっどい話！要造さんにぶちまけてやる！」
すかさずボクちゃんに突っ込まれるダー子。
「自分の胸に手を当てろ！」
ここが今回のツボでした！笑
相手も詐欺師。
もちろんダー子も最初から疑われており、偽者だということがバレてしまう。
お互いお互いが偽者だと知ったペテン師同士は火花を散らすこととなる。
要造の前では穏やかな笑顔を向けながら…。
要造から好かれようとまずキンタ・ギンココンビは児童劇団の子役を使った孫作戦から。
「孫作戦とはあざといわー」
「心残りがあるとすれば娘二人の花嫁姿が見れなかったことくらいかな」
と聞けばすぐに結婚式を誂えるダー子とボクちゃん。
結婚式の最中だというのに要造の希望を叶えたことで遺産をダー子に取られそうになったギンコはすかさずDNA鑑定をしろと迫る。
「やるわよね？理花」
最大のピンチをダー子は花嫁姿でこう切り返す。
「そう。いつもこうだった。昔から私はよその子扱い。私がいじめられてるの知ってるのにお父さんも知らんぷり。私は部屋に閉じこもるしかなかったの。この家は嫌な思い出ばっかり。骨折したことなんか覚えてない。ここでの出来事は全部忘れようとしてきたから」
天晴！ダー子ちゃん、カッコいいい☆（いが多い笑）
醜く言い争う4人に要造はフラワーシャワーをかける。
「お前らこそ兄弟喧嘩はやめろ。お前らが遺産目当てで俺に尽くしていることは解かっている。構わん。お前らは俺の子供だ。家族なら最後まで家族らしく振舞え！」
要造は最初から偽者が集まっていたのを気づいていたのかもしれません。
それでも家族の振りに付き合っていたのかも。
それは要造の孤独や弱さと直結している気がして哀しくて深いですね。
倫理的に好ましくない写真？！
穏やかな家族の時間を過ごし始めた皆のもとへすべてを壊すリチャードからの電話がかかってくる。
4人で店へ行くと前田敦子さんと中尾明慶さん演じる本物のお姉ちゃん、お兄ちゃんが登場…！
「手紙にあった父に10億の財産があるという話ですが、あれは嘘です」
「何年も前から同じような手紙を送ってきてるんです。ある時は3億、ある時は5億とどんどん額が上がっていって全部でたらめ。周りにいる人たちも去って誰かに構ってもらいたい孤独な老人の虚言」
なんと株に失敗してとっくに全財産失っており、お屋敷さえも担保に入ってしまっているという。
半信半疑のまま４人はお兄さんに言われた通りの暗証番号で金庫を開けると中からはやらしい女性の写真の数々が…。
それは要造が過去に関係を持ってきたすべての女の痴態が映されているものだった。
１０億円が嘘だと知り、まんまと爺さんに騙されたと怒り心頭のキンタギンコは興味を失いあっさり退散。（そんな恋愛の（性愛の？）数々がある人生も素敵ですけどね）
ダー子も「お金取れないのに家族ごっこなんかアホらしいことやってらんないわよ」とさっさと撤収しようとする。
そんなダー子にボクちゃんは子供のような純真な瞳で訴える。
「金も失い、人も去った。淋しくてついた嘘さえ本物の子供たちには無視され、集まってきたのは金目当ての偽者だけ。僕らは最後まで騙し通すべきだ」
ボクちゃんの意見にダー子は耳を貸さず引き上げる。
それから３週間後…
与論要造はお手伝いの女性とボクちゃんに看取られ、息を引き取る。
「俺が死んだら棺桶には家族の写真を入れてくれ。家族の写真だ」
「他人のお前だけが残ってくれた。金庫にある１０億円の証券全部お前にくれてやる。お前の好きにしろ」
そんな遺言を残して…。
ボクちゃんはそんな要造の最後の言葉を思い出す。
「最後に意識が混濁して自分でついた嘘と現実の区別がつかなくなったんだろうな」
「はーい、よくできましたー」
ダー子は満足気にボクちゃんの頭を撫でる。
本当の家族のカタチ
要造に言われた暗証番号の通りに回すと金庫の中にはなんと１０億円分の証券が…！
金庫の中のエロ写真はダー子が趣味で集めたもので笑、店で会った本物の兄弟という触れ込みの二人はダー子が仕込んだ子猫ちゃん（偽者）だった！
従って与論要造が破産したというのも嘘。
巣鴨コンビが店へ向かっている間に金庫ごと取り換えるという大胆な作戦が内密に決行されていたのだ！
総取りできたことに破顔するダー子に対し、不満げなボクちゃん。
「家族でもない。お金目当てでもない。ただ純粋にそばにいてあげたいと思った。そんな人と最期の時を一緒に過ごすのが本当の幸せなんじゃない」
「お前はそれで本当に後悔はないのか。お前は最後まであの兄弟が偽者だとバラさなかった。バラしたら要造さんが可哀想だと思ったからじゃないのか」
財産分与を一任されていたボクちゃんは巣鴨キンタ・ギンコにも遺産を分け与え、４人はお手伝いさんと一緒にアレの正体…花火を見る。
お手伝いさんの女性、実は…
「遺産を頂いているんです。多分みなさんよりも多く。与論要造、最後の女ですもの」
嘘つきだらけで騙し騙され、いろいろありましたが、そんなこんなでみんなハッピー・エンド♪
要造の位牌と共に浴衣姿で夜空を見つめる一同。
ふとダー子が隣を見遣ると笑顔の要造の亡霊が見える。
家族を持ったことのない、そんな温かい存在を知らないはずのダー子の目に。
ラストシーン。
要造が棺桶に入れさせた写真。
それは昔の自身の家族の写真ではなく、ダー子たちが映った【本物の】家族の写真だった。
『コンフィデンスマンJP』第7話まとめと感想
今回はなんだか深かったですね！
家族とは何か。
最期にどんな風に死にたいか。
どちらも永遠のテーマですよね。
次回は詐欺師モノらしく美人女医と対決です！
美しくずる賢いなんて女の敵ですね笑
戦い甲斐がありそうです。
楽しみに待ちましょうー♪
『コンフィデンスマンJP』のあらすじと感想一覧
『コンフィデンスマンJP』第1話
『コンフィデンスマンJP』第2話
『コンフィデンスマンJP』第3話
『コンフィデンスマンJP』第4話
『コンフィデンスマンJP』第5話
『コンフィデンスマンJP』第6話
『コンフィデンスマンJP』第7話
『コンフィデンスマンJP』第8話
『コンフィデンスマンJP』第9話
『コンフィデンスマンJP』第10話
『コンフィデンスマンJP』第11話
『コンフィデンスマンJP』第12話
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