もののけ姫の作品情報とあらすじ!
もののけ姫の基本情報
公式ホームページ
http://www.ghibli.jp/diary_m/
作品ジャンル
長編アニメーション映画
上映時間
2時間13分
公開日
日本 1997年7月12日
アメリカ 1999年10月29日
カナダ 1999年11月26日
イギリス 2001年10月19日
もののけ姫の概要
宮崎が構想16年、制作に3年をかけた大作であり、興行収入193億円を記録し当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。
映画のキャッチコピーは「生きろ」。主題歌「もののけ姫」(作詞 – 宮崎駿 / 作曲・編曲 – 久石譲)を歌う米良美一は、女性のような高い声で歌うカウンターテナーが話題になり、この作品によって広く認知されるようになった。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/もののけ姫
もののけ姫のあらすじ
中世(室町時代の頃)の日本。エミシの村に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治したが、最後の悪あがきから右腕に死の呪いを受けてしまう。その正体は、何者かに鉄のつぶてを撃ち込まれ、人への憎しみからタタリ神と化した巨大なイノシシの神(ナゴの守)だった。アシタカは呪いのため村を追われ、呪いを絶つためにもイノシシが来た西の地へと旅立つ。
旅の道中、乱妨取りに奔る地侍との戦いや、謎の男ジコ坊との出会いを経て、アシタカはジコ坊から聞いた神が住むという深い森がある地に向かう。アシタカは山奥で倒れていた男達を助け、彼らの村へ連れて帰る。その村はタタラ場と呼ばれる、鉄を作る村であるという。そこを治めているエボシという女は、石火矢と呼ばれる火砲を村人に作らせ、山に住む”もののけ”や、村の鉄を狙う地侍たちから村を守っていた。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/もののけ姫
もののけ姫を視聴したみんなの感想を公開!
もののけ姫を視聴した人たちにから募集した作品の感想を公開します。
それでは、さっそく見てみましょう♪


それは、「人間第一」という世の中に異論を唱える、自然や自然に生きる動物達などの立場に立って考えさせられる作品という点で共通してるのではないかと感じたからだと思います。
人間は人間が生きていく上で必要とあらば自然や動物を犠牲にする事を厭わないということを思い知らされ、少しハッとしました。この作品で出てくる人間達に対し自己中心的だと感じてしまいましたが、ふと考えると自分も含め、人間というのは自然や自然に生きる動物にとっては自己中心的の何者でもないのでは、と考えさせられました。何度も見た作品ですが、私は大人になってからの方が色々な事を深く考えられて楽しめました。

たたら作りとか、蝦夷の話とか、自然神のこととか、解説があればもっと作品を楽しめるのではないかと思います。屋久島の自然をモデルにしているそうですが、場所的には白神山地をイメージしながら見ていました。ドロドロとしたグロテスクなシーンがあって、怖い感じもします。
日本の歴史と自然の豊かさと、信仰が一体となった素晴らしい作品だと思います。


森の神様と人間との対立は、人類の発展の影を浮き彫りにする宮崎監督らしいテーマと感じました。憎しみにとらわれていく神様たちの姿には辛いものがありましたが、その戦いも最後の最後の美しい場面で救われたような気がします。
アシタカとサンがこの後どういうふうに暮らしていったのか、二人の関係はどうなったのか、気になって仕方ありません。
スタジオジブリの作品には名作が数多くありますが、このもののけ姫もジブリ映画に欠かすことのできない作品だと思います。

なんだか生物の本質を見ている気がしました。
人間が生きるために獣たちの縄張りを占領し、安寧のために獣たちと相対する…人間の利己心を皮肉ったような印象です。
もののけ姫は、人間であるが獣に育てられており、獣の常識で生きております。人間に嫌悪感を感じていますが、主人公にだけは態度が軟化していきます。それは、主人公が獣に関する問題を抱えていることに起因しています。そのおかげで獣の立場、人間の立場の言い分を主人公だけ偏見なく理解しています。
しかし、高尚な考えからではなく、単にもののけ姫に惹かれている、というやはり人間らしい考えが主なようです。登場人物の思いを想像しながら観ると、この作品の本質が見えてくるように感じました。



戦闘シーンも躍動感があり、冒頭の祟り神の暴走シーンから、一気に映画の世界観に引き込まれてしまいました。
サンは人とは思えない身のこなしで、山犬に育てられるという特殊な環境で育った過去はどんな風だったんだろうと思わず考えさせられました。
また、人同士の戦に巻き込まれたアシタカが弓を射るシーンなどは気持ちが悪くなるほどリアルで怖かったです。
森で昔から暮らしてきた動物や植物、そしてそこから生まれた神や精霊と、森切り開いて富を築き社会的弱者に自立するすべを持たせようと言う志の高い人が対立することで、どちらが悪か善か容易に判断できないようになっている所がジブリらしいと思いました。

もののけ姫のネタバレ解説とレビュー
近日公開予定。
まとめ
今回は、作品の概要とみんなの感想をまとめました。
良質なエンタメライフの参考にしてください。