耳をすませばの作品情報とあらすじ!
耳をすませばの基本情報
公式ホームページ
なし
作品ジャンル
アニメーション映画
公開日
1時間52分
上映時間
1995年7月15日
2006年1月19日(DVD発売のみ)
耳をすませばの概要
英題は『Whisper of the Heart』。同時上映は『On Your Mark』。キャッチコピーは「好きなひとが、できました」(糸井重里)。近藤喜文の「最初で最後の監督長編作品」である。
宮崎駿の義父が建てた山小屋には、彼の姪らが昔読んだ少女マンガ雑誌が残されていて、宮崎は毎年夏の休暇中にそれらを読むのが習慣だった。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/耳をすませば
耳をすませばのあらすじ
月島雫は読書が好きな中学3年。ある日、父の勤める図書館で自分が借りた本の読書カードにいずれも「天沢聖司」という人物の名前があることに気がついたことから、自分の中で存在感が膨らんでいき、どんな人なのか思いを馳せる。夏休み、雫は親友の夕子から相談を受けて学校にやって来たついでに、宿直の高坂先生に頼み込んで図書室を開けてもらい、ある本を借りるが、その本を寄付したのも「天沢」という名前の人物だった。雫は寄贈者について尋ねてみるが、高坂先生は知らないと答えた上に、待ちぼうけにされて怒った夕子がやって来たためうやむやになってしまった。その後2人は校庭のベンチに移動すると、雫は依頼されていた『カントリーロード』を和訳した歌詞を渡すが、ありきたり過ぎると納得がいかない。さらに遊び半分で作った『コンクリートロード』という替え歌風の歌詞も見せ笑い合う。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/耳をすませば
耳をすませばを視聴したみんなの感想を公開!
耳をすませばを視聴した人たちにから募集した作品の感想を公開します。
それでは、さっそく見てみましょう♪



学生に感じた将来への不安や、希望がとてもよく描かれているので多くの人が共感を得られるストーリになっています。自分がやりたい事に向かって努力する二人の姿を見ていると、自分もまだまだ頑張ろうと思える映画です。二人の姿が微笑ましくて学生時代に戻りたくなります。
耳をすませばは、何年たっても色あせる事のない作品だと思います。
もし、自分に子供が出来たら見せてあげたいと思える数少ない作品のひとつです。
昭和の雰囲気が懐かしく、暖かな気持ちになります。

中学生という一番恋に将来に友情にしっかりと向き合う初めての年代で、何事にも全力で甘酸っぱい青春時代を凝縮した映画になっていると思います。
登場人物誰にでも共感出来て、雫にも聖司にもおじいさんにも杉村にも思い入れが出来てしまいます。高校生になると色々と将来のことを見据えた進路選びが求められますし、その割に大人にはまだ子供扱いされるし、異性への好きという気持ちの芽生えもあるし本当にこうした青春ならではの青さがたまらない作品です。自分の中学時代を思い浮かべながら観ている側も胸がときめくような感覚を覚えられて素敵な映画だと思います。

ごく普通の中学生を主人公としていて、恋をしたり進学や目標に悩む青春を題材にしているので、面白さの点では少し不満が残りました。それでも月島雫という女性が魅力的で次にどう行動するのか、うまくいくのか、失敗するかもとワクワクさせてくれます。
この映画の良いところは中学卒業後にイタリアにいき、バイオリン職人になりたいという少年の設定です。中学から高校へ進学することに対して、すでに自分の生き方を決めている少年を見ていると応援したくなり、エンディングも印象に残りました。

将来に漠然とした不安を感じる年齢の女の子が、周りに流されて生きていこうとしている中、夢を持って生きている大人びた少年と出会うことによって、成長をする姿に、自分もかつてはそんな気持ちがあったなあと思いださせてくれます。
夢を見つけた若者たちの始まりまでを描いた作品なので、この先二人がどうなっていくのかは各々で想像するしかないですが、結果がどうであれ、中学生という年齢の時にお互いを認め合える存在に出会えたことの奇跡というものを感じさせてくれます。二人の周りの大人達も、子どもだからといって馬鹿にしないで荒削りの才能と向き合ってくれるところが素敵です。
自分もそういう若者に出会ったら作品に出てきた大人達のように見守ってあげたいです。

1番好きなシーンは雫がストーリーを書き終え、自分の部屋で寝ていて窓を開けるとそこには聖司が自転車に乗って雫を待っていたところです。キセキだ、と言っていたけど2人の会いたい気持ちが巡り合わせたのだと思いました。
図書館までに行く道のりや、地球屋の時計、キラキラした世界から、自分の進路を問い詰められる母親との関係など自分の夢と現実とのギャップが心苦しかったです。お父さんのセリフで他人と違うことをするのは大変だと言っていたことがこころに響きました。

図書館で運命の人と出会うという設定も憧れてしまいます。実際は起こるはずないと思いながらも図書館へ行くと意識してしまったり。甘酸っぱくて少し切ない恋愛が心に響きました。
そして聖司くんがかっこよすぎました。ヴァイオリンも弾けて、中学生で自分の進路を決めてイタリアへ行くなんて、こんな人がいたら周りは絶対ほっておかないだろうなと思います。しかも聖司くんと雫に接点を持たせたのが一匹の野良猫なのです。
話の展開が楽しく、没頭してしまいました。

雫は明るく元気な女の子、友達も多いし毎日が楽しそうにみえる。一方で進路に悩み、他人と自分を比べて落ち込んだり、物語を書くという夢に向かうもまだまだ力不足だということに気づいて悔しがったり。雫は、どこにでもいる普通の女の子なのだ。
これだけならそうか私もあなたも大変ね、で終わるのだが彼女を支える少年、聖司。この彼の存在がとても魅力的。最初は雫のことをからかう嫌なヤツ、気づけば雫のことをいちばんに考えてくれる良き理解者となっているのである。恋愛モノとしては王道パターンなのだが、何度観てもラストのセリフにドキドキしてしまう。中学生があのセリフはなかなか言えないよ…!
耳をすませばのネタバレ解説とレビュー
近日公開予定。
まとめ
今回は、作品の概要とみんなの感想をまとめました。
良質なエンタメライフの参考にしてください。