ジブリ映画『紅の豚』のあらすじとみんなの感想!ネタバレ解説&レビューも

紅の豚 感想

紅の豚の作品情報とあらすじ!

紅の豚の基本情報

公式ホームページ
なし
作品ジャンル
劇場用アニメ映画
公開日
1時間42分
上映時間
日本 1992年7月18日

紅の豚の概要

世界大恐慌の時代のイタリア、アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊(作中では空中海賊と呼ばれる)と、それを相手に賞金稼ぎで生きるブタの姿をした退役軍人操縦士の物語。
日本航空での機内上映用として製作が開始されたが、長編化したため、劇場公開されることとなった。このため、劇場公開より先に日本航空国際便機内で先行上映され、劇場公開後も機内上映は続けられた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E3%81%AE%E8%B1%9A

紅の豚のあらすじ

深紅の飛行艇を駆る豚のポルコは、かつてイタリア空軍のエースだったが、今はアドリア海の小島に隠棲し、空中海賊(空賊)退治を請け負う賞金稼ぎとして暮らしていた。マンマユート団たち空賊連合は、いつも商売の邪魔をするポルコを目の敵にしている。ある晩、昔馴染みのジーナが営むホテル・アドリアーノを訪れたポルコは、米国製の飛行艇を操るアメリカ人カーチスに出会う。カーチスは空賊連合が雇った用心棒だった。
しばらく後、愛艇のエンジン整備のためミラノに向かって飛んでいたポルコは、カーチスと遭遇し撃墜されてしまう。ポルコが大破した愛艇をミラノの工房ピッコロ社に持ち込むと、待っていたのはピッコロの孫で17歳の少女フィオだった。ポルコは驚くが、フィオの熱意に絆されて愛機の設計を任せる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E3%81%AE%E8%B1%9A

紅の豚を視聴したみんなの感想を公開!

紅の豚を視聴した人たちにから募集した作品の感想を公開します。
それでは、さっそく見てみましょう♪

31 派遣社員 ☆☆☆☆
根っからの悪党がいないのが良かったです。
戦争が話題の映画でもあまり暗くならずに観ることができました。
また、ポルコが豚になった理由はよくわからず、一瞬人間に戻ったのかも曖昧で最後まで豚のことに関しては謎のままでしたが、この分からない点が多いのが逆に良いと思いました。
物語が終わってからでも自分で想像できる楽しみが生まれます。
キャラクターに関してはポルコの声が正直、低すぎると思いました。
見た目では年齢が分からないので、もう少し若めの声にしないと、おじいさんの印象になってしまいます。
ジーナとフィオは対照的な女性キャラでよくできていると感じました。
59 フリーター ☆☆☆☆☆
唸るエンジン、吹き出す排気煙、ガタガタと風にしなる機体、ジャムる機関銃。
紅の豚、ポルコロッソの駆る飛行艇サボイアS.21の圧倒的存在感に打ちのめされる。
アニメーションならではの誇張された繊細な機械の動きと、絶妙な音響効果が相まって、いっそう心にダイレクトに訴えかけてくる。
これが真っ青なアドリア海を背景に所狭しと飛び回るのだから堪らない。
天候の微妙な違いまで描き分けたリアルな雲の表現、その雲間を切り裂いて飛ぶ飛行艇には、あたかもそれに乗っているかのような錯覚に陥る。
飛行機好きで知られる宮崎監督の作品には、数多くの飛行シーンや浮遊シーンが登場するが、飛行機ものということではこの「紅の豚」が文句なしの一番でしょう。
59歳 会社員 ☆☆☆☆性
最初豚が主人公の映画は本当に面白いのか疑問でしたが、見始めていくとあまり気にならなくなっていました。
豚になってしまった主人公は自分の容姿を全然気にしないのが不思議ですが、豚でも人間社会で生活することを平気で描く宮崎駿監督の凄さがあります。
主人公のヒロインは歌と美貌を兼ね備えた大人の女性で、映画全体を落ち着いた雰囲気にさせています。
宮崎映画では少女が活躍することが多いのですが、飛行艇造りの達人である17歳の少女がでてくると安心感があります。
イタリアのアトリア海を舞台にしているので開放的なキラキラした太陽が感じられ、おしゃれな映画だという印象が残りました。

29歳 無職 ☆☆☆☆
紅の豚という映画は、映画の内容は題名とは裏腹に結構ロマンチックな映画になっています。豚の容姿をしている男性が主人公なのですが、この主人公の声がとてもダンディーな声で素敵なんです。紅の豚はジブリ映画の中でも隠れた名画だと思います。紅の豚のエンディング・テーマ、加藤登紀子さんの「時には昔の話を」という曲も渋くて素敵です。加藤登紀子さんのハスキーな歌声が、この紅の豚の映画の内容にぴったりで良い曲だな~と思います。紅の豚という映画はアニメの映画ですが、子供っぽいアニメでは無いので、子供から大人まで老若男女楽しめる映画だと思います。
49歳 団体職員 ☆☆☆☆
宮崎駿監督の作品を高校生の時から観ているが、この「紅の豚」も娯楽作品でありながら戦争について考えさせらる気がします。面白おかしく描いてありますが、その基本には人間に対する愛情であるとか、女性を尊重することが含まれていると思います。若い頃観た時は単に面白い映画だなと思っていましたが、年齢を重ねるごとに監督が伝えたいことに、興味が沸いてきて感動できると思います。映画は受け手によって感じ方が違うと言われるので、どんな受け取り方でもいいと思いますが、僕は「紅の豚」を通して最近の若者が戦争に反対してくれる事を願います。
24歳 会社員 ☆☆☆☆
ジブリの中では大人向けの映画だなと感じます。男のロマンが詰め込まれた、ビターなテイストの作品です。
宮崎駿監督の飛行船に対する愛が力いっぱい詰め込まれているので、飛行船に全く興味がない私でもドキドキワクワクしました。好き!という気持ちが伝わってくる作品は、観ている方も楽しくなってきます。
子供の頃は、結局どちらのヒロインを選ぶかはっきりしなかったポルコにモヤッとしたものですが、大人になってから観ると、それこそロマンがあっていいな、と感じるようになりました。
白黒はっきりつくことばかりじゃない。そうゆったりと構えられる作品です。とはいえ、私の中でのメインヒロインはマダム・ジーナですが、結局ポルコは誰とも結ばれないという結末であっても、それはそれでありだなと思います。
24歳 調理師 ☆☆☆☆☆
どこまでいってもポルコロッソがカッコよすぎる。アドリア海の名誉と誇りの為に豚になっても飛行艇で飛び続ける姿に男なら誰しも憧れると思う。賞金稼ぎとゆう非合法的なやり方ではあるが、それをしっかりとした職業にできるのがすごい。ホテルアドリアーノのジーナとの掛け合いも素敵でやはり小さい時からの絆や恋心も素敵である。飛行艇が壊れた時に言う名台詞の「飛ばねえ豚はただの豚だ」はカッコよすぎる。そしてフェラーリンとフィオをかけて闘うシーンでの殴り合いは漢を感じる。最後に人間に戻れたのか否かの含みを持たせた終わり方も自分的にはいいと思う。
32歳 会社員 ☆☆☆☆☆
ジブリ作品の中で一番かっこいい作品がこの紅の豚です。作品の舞台はイタリアのアドリア海。空賊を相手に賞金稼ぎをしている豚のポルコが主人公です。ポルコが壊れた飛行艇を修理に出したときに一人の少女フィオに出会います。このフィオとの出会いからポルコの生活が一変します。フィオの飛行艇に対する熱い想いとポルコに対する純粋な気持ちが観る人すべてを魅了します。また、この映画で一番印象に残っている台詞が、飛べない豚はただの豚だという台詞です。この台詞以外にもポルコはとても男気あふれる人物で小さいながらにこんな男になりたいと憧れたのを覚えています。
50歳 無職 ☆☆☆☆
主人公のポルコが、なぜ頭だけが豚なのか、この疑問は本編中には明確な表現は最後までありません。
元空軍のエースパイロットだった主人公の設定からすると、戦争に関連したさまざまな心理要素や社会情勢のことからそういうものしているのは推測できますが、物語のスピード感とワクワク感で打ち消されてしまいます。
戦争を介した時代背景の中で、いろいろな立場の人たちのさまざまな生き様を描きながら、カッコよさを表現した作品だと思います。
その中に、笑えるシーンも多く、飛行艇の飛行シーンの壮大さも魅力的に描かれています。
いかにもジブリの映画という作品の一本でした。
35 会社員 ☆☆☆☆☆
私が、この映画の良さをより理解できたのは大人になってからの事です。
初めて観た時はまだ子供で、豚が主人公だなんて不思議で違和感を感じたのを覚えています。
ですが、改めて大人になってから観るとこの映画の印象が変わりました。
主人公が豚だという事に違和感を感じることなく感情移入出来たのです。
ポルコの優しさ、悲しみ、男らしさにとても感銘を受けました。
また映像の美しさも一番の見所だと思います。
この映画は、まさに大人の為のアニメだと私は思います。
すばらしい音楽と映像が素敵な世界に連れて行ってくれるように感じます。

紅の豚のネタバレ解説とレビュー

近日公開予定。

まとめ

今回は、作品の概要とみんなの感想をまとめました。
良質なエンタメライフの参考にしてください。

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