秒速5センチメートルの作品情報とあらすじ!
秒速5センチメートルの基本情報
公式ホームページ
http://www.cwfilms.jp/5cm/
作品ジャンル
アニメーション映画
上映時間
1時間3分
公開日
2007年3月3日
秒速5センチメートルの概要
配給はコミックス・ウェーブ。『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の第3作目の劇場公開作品にあたる。
題意は「桜の花びらが舞い落ちる速度」。新海が監督、原作、脚本、絵コンテ、および演出までを手掛けた劇場作品で、惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を「桜花抄」、「コスモナウト」、ならびに「秒速5センチメートル」という短編3話の連作構成で描く。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/秒速5センチメートル
秒速5センチメートルのあらすじ
物語は1990年代前半頃の東京の小学校を舞台に始まる。
東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていた。小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届く。それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。しかし中学1年の終わりが近づいた頃(1995年)に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/秒速5センチメートル
秒速5センチメートルを視聴したみんなの感想を公開!
秒速5センチメートルを視聴した人たちにから募集した作品の感想を公開します。
それでは、さっそく見てみましょう♪


1部は東京での小学校生活(明里との出会い別れ)
2部は種子島での中学生活(花苗視点での主人公との交流)
3部は社会人(坂口さんとの別れ)
1部で思ったことは小学生なのに語彙力が凄すぎと感じた。しかしこのことは他の小学生とは違う孤高感が見え明里との出会いも特別なものと表現できたと感じました。
2部では明里が忘れられない主人公を、花苗は感じとり、主人公に告白できずに終わる。
3部でも主人公は明里を引きずっていて、彼女と分かれる。
全体を通して感じることは、引きずりすぎで女々しいと思ったり、一途で純粋のどちらかだと感じます。
どう感じるかはこのアニメを見た人のこれまで生きてきた人生観にかかわることだと思います。”


秒速5センチメートルとは、桜の花びらが落ちるスピードだそうです。
どうしてこのタイトルかなのかは、最後まで観ればなんとなく分かりました。
人物の顔はあまり好きになれませんが、話と演出が好きです。
誰もが経験する青春の恋の緊張やもどかしさを描いていると思います。
アニメですが、考え方は大人の物語です。
後半は、みせ方が普通の映画とは違い、細かいシーンが会話なく流れていきます。
最初は、このようなみせ方は見たことがなかったので、意味が分からず、
またすっきりしませんでした。
ですが、後でよく考えると、効果的だと思いました。
あえて詳細に描かない方が、この物語にはよく合っていると感じました。
そのあたりの演出が、独特で面白さがあると思います。

山崎まさよしさんの主題歌と、とても合っていて二人がすれ違っていく感じが曲にはまっていました。
昔はこういう切ない恋をしていたなと、懐かしく昔を思い出しながら観ていました。
今は携帯があり気軽に本人と連絡が取れるけど、昔は固定電話しかなくすれ違う事も多かった。
そんな時代を思い出させてくれる物語です。
映像もとても美しくてそれがなお一層、切ない恋を引き立たせていると感じました。
ハッピーエンドではないですが、心に残って観て良かったなと思える作品でした。”
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率直に言えば、ハッピーエンドで終わって欲しかったです。が、ハッピーエンドでなかったからこそ、人の心に残るのかも。自分の忘れていた何かが思い返されるような、過去の自分と重ねて見た人が多いんじゃないかと思います。
最後まで見終わった後、何とも言えない切なく悲しい気分になりますが、内容も映像も曲もすべてが美しく、誰かを愛おしく想いたいと思わせてくれる作品です。
何度も見ても、第1話から第3話まで見入ってしまいます。

まず、圧倒的な映像の綺麗さ。開始数秒で、この映画の世界に惹き込まれます。そして、その映像の綺麗さをさらに際立たせる音楽。映像と音楽のマッチングには鳥肌が立ちました。最後に、なんと言っても物語の奥深さ。小学生から社会人までの心の移り変わり、どうしようもない想いのもどかしさを持ち続ける主人公には、感情移入せずにはいられません。
この作品を見終わったあとに残るのは、自分の人生をどう輝かしいものにしていくか、今一度考えてみようかな、という思いです。すっかり心が洗われました。
新海誠監督の作品の中でも、より印象に残って忘れられない作品になることは間違いないです。
秒速5センチメートルのネタバレ解説とレビュー
近日公開予定。
まとめ
今回は、作品の概要とみんなの感想をまとめました。
良質なエンタメライフの参考にしてください。
全編を通して静かに物語が進行していく。躁の気分の時に見れば、退屈で途中で見る気がなくなる。鬱の気分の時に見るとますます鬱になる。しかいそれはそういやな気分ではない。
記憶に残る登場人物は3人だけ。主人公1人にヒロインが2人という構成。脇を固める人物が出てこないという、大勢の登場人物が出てきて、それぞれにキャラ設定があって、という構成がほとんどの作品が多い中では異色作。しかし、その3人の心の動きを丁寧に描くことで、見るものを飽きさせない。
3部目は全編で山崎まさよしの「One more time,One more chance」が流れ、桜散る中での踏切の名シーンで物語は終わる。
後に残るのは、ただこの3人はその後どうなったのだろうという気がかりだけである。”
女性 22歳 学生 “新海誠さんの作品だけあって、アニメーションがただただ美しい。
「秒速5センチメートル」以外にも言えることですが、一番は風景画に感動しました。もとある風景を元に、描かれていると思うのですが、本当にフィルターがかかったように、今いる世界が美しく見えます。それくらいにきれいです。
内容としては、今見ると「登場人物の初心さ」にどちらの意味でもくすぐったい気持ちになりました。
中高生の恋愛ってこんな感じだったと思います。懐かしさとじれったさ。
初恋を思い出したい!穢れのない時期を思い出したい!という人にお勧めしたい一作です。